マウスピース矯正をする際、食事はどういう風に気を付ければいいか質問する患者様が多いです。

よく「矯正中は食事も楽しめる」と言いますよね。

何でも食べていい訳ではありませんが、食べるものを選ぶことによって食事も楽しむことができます。

 

マウスピースを付けたまま食事をしていいの？

ダメです。

食事の際はマウスピースを外しましょう。

理由としてはマウスピースが破損してしまう可能性があるからです。

 

マウスピース矯正中の食事

では何が良くて何がダメなのか説明していきます。

 

矯正中に食べていいもの

基本的には硬いもの粘着性のあるものを避ければ何を食べてもOKです。

マウスピース矯正は通常の矯正に比べて食事が自由に楽しめるのがメリットです。

ただ、矯正の痛みが出ている時はなるべく歯に負担がかからないものを食べましょう。

以下のような食事がおすすめです。

おかゆ、パン、スープ、柔らかく煮たうどん、卵料理など

 

矯正中に食べてはいけないもの

以下のような食事はマウスピース矯正中であっても歯への負担が大きいので避けるようにしましょう。

硬い食事

おせんべい、リンゴなどの硬い果物、硬い肉、氷やアメ（舐めるのであればOKですが、噛むのは控えましょう）

硬い食事は歯への負担が大きいので矯正中は控えましょう。

 

粘着性のある食事

ガム、キャラメル

硬い食事と同じく粘着性のある食事も歯への負担が大きいです。

 

歯の隙間に詰まりやすい食事

クッキー、筋張ったお肉、水菜のような細い繊維の野菜

こちらは食べてはいけないというものではないですが、歯の隙間に詰まることでお手入れがしずらくなります。

自宅であればフロスや歯間ブラシで除去出来ますが、外出先だと難しい人もいるでしょう。

歯に汚れが残ったままマウスピースを装着してしまうとむし歯や歯周病の原因となります。

 

 

マウスピースを付けたまま飲み物は飲んでいいの？

基本的にはOKですが、お水のみです。

以下のような飲み物を飲む際はマウスピースを外しましょう。

 

コーヒーや紅茶のように色が濃い飲み物

マウスピースをつけたまま飲んでそのままにしておくと

着色が歯についてしまいます。

せっかく歯並びをキレイにしているのに、歯自体に着色してしまうと台無しですね。

 

温かい飲み物

具体的には40度を超えるような温かい飲み物はマウスピースが変型の恐れがあるため

必ずマウスピースを外した上で飲みましょう。

 

ジュースやコーラのように甘い飲み物

マウスピースの隙間に糖分が入ったまま放置しておくとむし歯や歯周病の原因となります。

またジュースには着色しているものも多いので飲んだ後は必ず歯磨きをして

マウスピースを着用するようにしましょう。

 

外出時のマウスピースの取り扱いについて

マウスピースの1日の着用時間は20時間なので

外出中もつける方が多いと思われます。

外出時に気を付けるポイントもお伝えしておきます。

 

人前でマウスピースを外さない

気にしない人もいるかもしれませんが、目の前でマウスピースを外すのを嫌がる人はいます。

エチケットの面でも人前では外さず、お手洗い等で外すようにしましょう。

 

マウスピースは専用のケースで保管する

専用のマウスピースケースに入れずにそのままテーブルの上に置くと

マウスピースに菌が付きますので、必ずケースで保管しましょう。

また、飲み会等の席ではお酒が入る場合は取り扱いが雑になりますので

事前に取り外してケースに入れておきましょう。

 

気を付けることはあるが通常の矯正に比べると少ない

インビザラインのようなマウスピース矯正は通常の矯正よりも

比較的制限の少ない治療です。

また、通院期間を正しく守れば症状次第では半年ほどで矯正が完了します。

気を付けるべきポイントをしっかりと守り、早く念願の歯並びを手に入れましょう！

 

これから矯正治療をお考えの方、ぜひ参考にしてください！

もし他に矯正中の生活で気になることがあれば、当院は矯正の無料相談も行っておりますので

ざっくばらんにご相談ください。

 

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