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「やりたくない!」と子供が言ったら…矯正治療を楽しく続けるための親のサポート術

「せっかく将来のためにと思って始めたのに、子供が装置をつけてくれない…」 「毎日のように『やりたくない!』と言われて、親の方もストレスが溜まってしまう」

小児矯正を検討中、あるいは開始したばかりの親御さんから、このようなお悩みをよく伺います。

大人と違って、お子様にとって「数年後のきれいな歯並び」というメリットは想像しにくいものです。

それよりも「今の違和感」や「面倒くささ」が勝ってしまうのは、ある意味で自然な反応といえます。

今回は、お子様が前向きに、そして親子で楽しく矯正治療を続けるための「サポートのコツ」をプロの視点からご紹介します。

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なぜ子供は「矯正を嫌がる」のか?

まずは、お子様の心の声を整理してみましょう。多くの場合、理由は以下の3つに集約されます。

  1. 「痛い・違和感がある」:装置が当たって痛い、喋りにくい、食べにくいといった身体的ストレス。

  2. 「面倒くさい」:装置の手入れ、食後の丁寧な歯磨き、装置の付け替えなど、自由な時間が奪われる感覚。

  3. 「見た目が気になる」:友達に変だと思われないか、笑った時に目立つのではないかという不安。

これらを「わがまま」と切り捨てず、「大変だよね」と共感してあげることが、サポートの第一歩です。

1. 「ご褒美」と「見える化」でモチベーションを維持

大人でも目標が見えない努力は辛いものです。お子様が「頑張ってよかった!」と思える仕組みを作りましょう。

カレンダーとシール作戦

マウスピースや装置を決められた時間つけられたら、カレンダーに大好きなシールを貼る。シンプルですが、視覚的に「頑張り」が積み重なる様子が見えるのは、お子様にとって大きな自信になります。「1ヶ月全部貼れたら、好きなおやつを買おう」といった小さなゴールを設定するのも効果的です。

歯並びの変化を写真でチェック

毎月の定期検診の際や、ご自宅でスマートフォンのカメラを使い、歯並びの変化を記録しましょう。数ヶ月前の写真と比較して「ほら、こんなに並んできたよ!」「きれいになってきたね」と具体的に褒めることで、お子様自身が治療の効果を実感できるようになります。

2. 装置を「自分の一部」にする工夫

装置を「押し付けられた異物」から「自分の相棒」に変えていく作業です。

装置のカスタマイズ

最近の取り外し式の装置(床矯正やマウスピースなど)は、色が選べたり、ケースに好きなキャラクターのシールを貼ったりできるものが多いです。「自分が選んだ特別な道具」という愛着を持たせることで、装着への抵抗感を減らします。

「歯のヒーロー」大作戦

特に低学年のお子様には、「歯を並べる魔法の道具」「バイキンから歯を守る鎧」といった、お子様がワクワクするような言葉選び(フレーミング)も有効です。

3. 親子で「一緒に」取り組む姿勢を見せる

お子様一人に「頑張りなさい」と押し付けると、孤独感や不公平感を感じてしまいます。

家族みんなでデンタルケア

「子供が歯磨きをしている間、親も一緒に隣で丁寧に磨く」「パパもマウスピース(ナイトガードなど)をつけて一緒に寝る」など、矯正を「家族のイベント」にしてしまいましょう。孤独感が薄れ、当たり前の習慣として定着しやすくなります。

できない日があっても「責めない」

どうしても体調が悪かったり、気分が乗らなかったりする日はあります。そんな時に強く叱ってしまうと、矯正そのものが「嫌な記憶」として刻まれてしまいます。「今日は少しだけ頑張ってみようか」「明日はしっかりやろうね」と、逃げ道を作りつつ、翌日にフォローする余裕を持ちましょう。

4. 学校生活や友達への不安を解消する

高学年になるほど、周囲の目は気になります。

先生への事前相談

担任の先生に「今、矯正治療を頑張っているところです」と一言伝えておくだけで、給食後の歯磨きや、装置の取り扱いで困った時にサポートしてもらえる環境が整います。

ポジティブな声かけ

「矯正は自分を磨くための素敵なこと」という価値観を伝えてあげてください。最近では、有名人やスポーツ選手も矯正をしているケースが多く、憧れの人を例に出して「〇〇さんもやってるね!」と話すのも良い刺激になります。

5. 歯科医院を「味方」にする

お家の方だけが頑張る必要はありません。歯科医院は、歯を治す場所であると同時に、お子様のモチベーションを一緒に管理するパートナーです。

  • 先生や衛生士に褒めてもらう: 親が言うよりも、専門家である歯科医師や歯科衛生士に「上手につけられてるね!」「歯磨き100点だよ!」と言われる方が、お子様の心に響くことが多々あります。

  • 痛みの調整: 「痛くて嫌だ」と言っている場合は、装置の調整で解決できることがほとんどです。我慢させず、すぐに歯科医院に相談してください。

 

まとめ:矯正は「心の成長」のチャンス

小児矯正は、単に歯並びを整えるだけの期間ではありません。

「一つの目標に向かって、毎日コツコツと努力を積み重ねる」という、人生において非常に大切な経験をお子様に提供しているのです。

「やりたくない!」と言われたら、それはお子様が一生懸命に自分の感情を伝え、頑張ろうと葛藤している証拠でもあります。

焦らず、急かさず、時にはお休みしながら、お子様の歩幅に合わせて進めていきましょう。

きれいな歯並びは、将来お子様が大人になった時、親御さんからもらった「一生の宝物」だと気づく日が必ず来ます。その日を楽しみに、今は一番のサポーターとして寄り添ってあげてくださいね。

当院では奈良県香芝市で小児矯正の無料相談を行っております。ぜひお気軽によしむらファミリー歯科へご相談ください。

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