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「一期治療(子どもの矯正)」だけで終わる子と「二期治療(大人の矯正)」が必要になる子の違い
小児矯正(一期治療)のカウンセリングで、親御様から最も多くいただく質問の一つがあります。
「子どものうちに矯正をはじめれば、大人になってからの矯正(二期治療)はやらなくて済みますか?」
一生懸命頑張るお子様のためにも、そしてご家庭の費用面のためにも、できれば子どもの頃の治療だけでキレイに完了してほしいと願うのは当然のことですよね。
今回は、「一期治療だけで終わる子」と「二期治療が必要になる子」の違いや、たとえ二期治療が必要になったとしても「子どものうちに一期治療をやっておく決定的なメリット」について詳しく解説します。
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Contents
そもそも「一期治療」と「二期治療」の違いとは?

子どもの矯正治療は、大きく2つのステップに分かれています。
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一期治療(骨格・土台づくり):
5歳〜10歳頃(乳歯と永久歯が混ざった時期) 目的は「歯を無理やり並べること」ではなく、「顎の成長を正常に整え、永久歯がキレイに並ぶスペースを作ること」です。
当院では「プレオルソ」や「インビザラインファースト」を用いて、お口の癖を改善しながら土台を広げます。 -
二期治療(歯並びの精密仕上げ):
12歳頃〜(すべての歯が永久歯に生え揃った後) 目的は「1本1本の歯をミリ単位で精密に整え、完璧な噛み合わせを作ること」です。
大人と同じ矯正アプローチになります。
一期治療「だけ」で綺麗に終わる子の特徴
一期治療(小児矯正)だけで完了し、二期治療を行わなくても美しい歯並びと正しい噛み合わせを手に入れられるお子様には、いくつかの共通点があります。
1. 顎の成長期(5歳〜9歳頃)の黄金期にスタートできた
顎の骨が柔らかく、成長のスピードが最も活発な時期に治療を開始できたケースです。
プレオルソなどで顎の横幅をしっかり広げることができたため、後に生えてくる大きな永久歯がすべて自分のスペースにすっぽり収まります。
2. 歯並びの乱れが「お口の癖」や「軽度〜中度のガタガタ」であった
口呼吸や舌の押し出し癖、片噛みなどが原因で歯並びが崩れていた場合、一期治療でお口の筋肉(口輪筋や舌筋)を正しく鍛えることで、歯が自然と正しい位置に誘導されて完了します。
3. マウスピースの装着時間やトレーニングをしっかり守れた
プレオルソやインビザラインファーストは、決められた装着時間を守ることが何より大切です。
ご家族の温かいサポートのもと、毎日コツコツ習慣化できたお子様は、一期治療だけで素晴らしい効果を得られます。
二期治療(大人の矯正)が必要になるケースとは?
一方で、一期治療をしっかり行った場合でも、将来的に二期治療を行ったほうが良いケースも存在します。
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強い骨格的な遺伝(重度の受け口・出っ歯など)がある場合:
ご両親からの強い骨格的な遺伝により、第二次性徴(中学生頃の急激な身長の伸び)とともに顎が大きく成長してバランスが崩れてしまうケースです。 -
歯のサイズが顎に対して極端に大きい場合:
一期治療で限界まで顎を広げたとしても、元々の歯のサイズが大きすぎると、完璧な配列のために大人になってから少し微調整が必要になることがあります。 -
1本1本の歯の角度や捻れをミリ単位で「完璧」に仕上げたい場合:
土台は完璧に整っていても、永久歯自体の向きが少し捻れて生えてきた場合など、見た目の美しさを追求して最終仕上げ(二期治療)を行うことがあります。
「二期治療が必要になったら、一期治療は無駄になる?」への答え
「もし二期治療が必要になるなら、最初から大人になってから1回で済ませた方が得なのでは?」と思われるかもしれません。
しかし、答えは明確に「NO(絶対に無駄にはなりません)」です。
子どものうちに一期治療を行っておくことで、将来の矯正において以下のような圧倒的なアドバンテージが得られます。
① 将来の「健康な歯の抜歯」を回避できる
大人になってから矯正を始めると、スペースが足りないため「健康な歯を4本抜く」という選択をせざるを得ないケースが多くあります。
一期治療で顎を広げておけば、二期治療が必要になったとしても、歯を抜かずに(非抜歯で)並べられる可能性が飛躍的に高まります。
② 二期治療の「期間」と「費用」が大幅に軽減される
土台(顎の形)がすでに整っているため、大人の矯正が必要になったとしても、治療期間が半分近く短縮されたり、難易度が下がって費用が抑えられたりします。
③ 「顔立ちの歪み」や「外科手術」のリスクを防げる
骨が固まる前に骨格のバランスを整えておくことで、顔の輪郭の歪みを防ぎ、将来的に骨を削るような大掛かりな外科手術を回避できます。
結びに:お子様の「今」の土台づくりが、一生の財産になります
一期治療だけで終了できるのが理想ですが、仮に二期治療が必要になったとしても、子どもの頃に行った「土台づくり」はお子様のお口の健康にとって絶大な価値を持ちます。
よしむらファミリー歯科では、精密検査を通じて、「お子様の現在の状態なら一期治療だけでゴールを目指せそうか」「将来どんな経過を辿りそうか」の見通しを丁寧にお伝えします。
すぐに治療を始める必要はありません。
まずは一度、大切なお子様の未来の歯並びについて、一緒にお話ししてみませんか?
香芝市の皆さまのご相談を、スタッフ一同心よりお待ちしております。