よしむらファミリー歯科がなぜ導入したか？

「GUIDED BIOFILM THERAPY」（GBT） という歯科医師などがプロフェッショナル歯面清掃（PTC）の際、歯を着色させ染出し、バイオフィルム（口腔内に付着した病原菌・歯垢など）を目に見えるように視覚化し、除去治療を進めていくという施術があります。

GBTは治療の時間も短く、患者さんにとっては痛みも少なくとても効率的に歯に付着したバイオフィルムを除去していくやさしい治療なのです。

そこで、登場したのが

「エアフロープロフィラキシスマスター」です。

効率よく患者さんの負担なく病原菌である「バイオフィルム」を除去するのに適した最新の機械が今回導入した「エアフロープロフィラキシスマスター」なんです。

こちらの製品は1981年にスイスで創業した、歯面清掃に特化した歯科医療機器メーカーEMS社が開発した最新の治療機械なんです。

「エアフロープロフィラキシスマスター」を使用した治療では、患者さんの歯が天然の元々ある歯だけでなく、修復物やインプラントの歯であってもバイオフィルムやステイン、歯石などの汚れを除去することができると言われています。

日本ではまだ設置している歯科医院も少ないのですが、当医院では「エアフロープロフィラキシスマスター」を取り入れており、最新の歯のクリーニングができるようになりました。

エアフローによる歯に付着したステインなどを除去

エアフロープロフィラキシスマスターは機械の総称を言い、機能は部分的に分かれています。

①エアフロー

「エアフロー」とは歯に付着したバイオフィルムやステイン、早期歯石など、除去することができ、更には歯の表面を研磨することができます。

これにより効率よく負担も少なく歯の表面にもやさしい清掃ができるのです。

歯磨きはもちろん、クリーニングが困難な場所や詰め物の上からでも効率よいクリーニングと研磨を実施します。

ペリオフローにより深い歯に付着したバイオフィルムなどを除去

②ペリオフロー

ペリオフローとはペリオフローノズルとエアフローパウダープラスを一緒に使った治療です。
普通ならば取りきれない歯肉縁下4mm～9mmまでの深さの歯に付着したバイオフィルムを患者さんの負担も少ない方法で除去することができます。

歯肉縁下9mmまで

ピエゾンにより更に深い歯に付着した歯石などを除去

エアフローを使った治療後、「スマートピエゾン」と「チップPS」 を使って歯肉縁上と縁下10ｍｍの深さまでの歯石を除去することができます。更に、負荷に応じて最適なパワーを出力する機能となっており、不要な振動により歯面を傷つけることなく、痛みが少なくてやさしい治療を実現します。

最も深いところで約10ｍｍです