マウスピース矯正で長時間装着がつらい時どうすればいいか

マウスピース矯正は長時間装着が義務づけられています。

歯医者によって多少前後するかもしれませんが、20時間以上の装着が必須です。

ただ、20時間以上つけるのがつらいという方も中にはいらっしゃいます。

なぜそんな長時間装着が必要なのか、また長時間装着がつらい時にどうしたらいいのかお伝えします。

長時間装着が必要な理由

マウスピース矯正は長時間マウスピースを装着することによって歯を少しずつ動かしていきます。

歯はマウスピースを装着していないと本来の状態に戻ろうとしてしまいます。

ですので、装着時間が短いと歯が移動しないどころか、せっかく動いた分が後戻りしてしまい

矯正の期間がどんどん伸びてしまうことになります。

最初は20時間以上の装着に慣れずに大変な思いをする方もいるようですが、慣れてくると気にならなくなる方が多いです。

基本的には食事中、歯磨きをするタイミング以外は装着してください。

寝ている間も装着する必要があります。

飲み物で色のついたものや糖分を含むもの（ジュースやお茶など）を飲む際はマウスピースを外して飲み

飲んだ後は歯磨きを行いましょう。

マウスピースをつけたままで行うとむし歯や歯周病の原因となります。

長時間装着が出来ないのはどういう時でしょうか？

多くは痛みが出て装着できない・装着を忘れた・急な予定で装着できない等の理由が多いです。

20時間以上の装着が出来ないからといって0時間にするのはよくありません。

マウスピース矯正を行う以上はなるべく長時間装着しておく必要があります。

20時間が難しければ18時間以上、それが難しければ16時間以上と

少しでも長くマウスピースを装着しておくように心掛けてください。

ただ、歯医者から指定された時間よりも短い装着時間になってしまった場合は

矯正計画がその分遅れてしまうということは考慮してください。

痛みが出てどうしても長時間装着が出来ない場合はマウスピース自体が合っていない可能性もあるので

まず歯科医師に相談しましょう。

マウスピース矯正治療の初期段階であれば慣れることをおすすめしますが

初期以外であればマウスピースを作り直すことも可能です。

痛いから装着時間をいたずらに短くするのではなく、歯科医師に相談の上

ご自身が続けられる矯正計画に組みなおしてもらいましょう。

当院では多くの患者様の矯正をお手伝いしてきました。

まずは当院で無料カウンセリングを実施させていただき、お客様のご要望に沿える治療計画をご提案させていただきます。

これから矯正治療をお考えの方、ぜひ参考にしてください！