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老後にこそ必要なインプラント治療:メリットとデメリットをお伝え
年齢を重ねるにつれて歯の喪失リスクは大きくなります。
もし抜歯になった場合、入れ歯・ブリッジ・インプラントの中から治療を選ばれる方が多いです。
その中でも当院ではインプラント治療をお勧めしておりますが
なぜ老後の生活にインプラント治療が必要なのか、メリットとデメリットを踏まえてお伝えします。
Contents
老後のインプラント治療のデメリット
費用がかかる
インプラント治療は基本的に自由診療となります。
保険診療ではありませんので、費用負担は患者様の負担になります。
費用は歯科医院によって様々ですが、1本あたり30万前後が相場です。
手術を受ける体力が必要
インプラントを埋め込むために顎の骨に穴を開ける必要があり、手術が必要です。
手術といっても入院するほど大げさなものではありません。
抜歯と同程度の身体負担になります。しかしあまり高齢になると持病や服薬の問題も多くなり、手術が難しくなる場合もあります。
また、治療期間が長くなる・メインテナンスが必要ということを考えると、定期的に歯科医院に通うことができる体力がなければインプラント治療は難しいかもしれません。
老後のインプラント治療のメリット
しっかりと噛んで食事を楽しめる
老後生活の楽しみで食事や旅行を上げる方は多いと思います。
旅行先での美味しい食事や普段のごちそう等をしっかりと噛んで味わって食べることが出来れば
老後生活も充実するでしょう。
インプラント治療は噛む力が従来の歯と変わらないくらいで行えるので
一番食事に向いている治療法と言えます。
認知症リスクを下げられる
歯を失う事で噛む力が低下すると、認知症やアルツハイマー型認知症になるリスクが高くなると言われています。
認知症は誰でも起こり得る病です。少しでも対策をするためには、歯の数を保ち、咀嚼をしっかり行うことがとても重要です。
天然の歯が失われたとしても、入れ歯やインプラントによって嚙む力を回復することが重要です。
・参考文献
Kondo K, Niino M, Shido K.(1994)日本におけるアルツハイマー病の症例対照研究―生活習慣の意義―Nov-Dec;5(6):314-26. doi:
笑った顔が魅力的で若々しい
歯が無いと、歯を見せて笑うのを嫌がる方がいらっしゃいます。
また歯がしっかりと並んでいることで、口元の膨らみや見た目が自然になるので、若々しい顔貌を保つことができます。
入れ歯やブリッジでも歯を並べることは出来ますが、自然な歯に近い見た目を維持できるのはインプラント治療の強みです。
まずは今のお悩みをご相談ください。
老後のインプラント治療には少なからずデメリットは存在しますが、
高齢の方が全く受けられない治療ではありませんし、治療することで受けられる大きなメリットもあります。
インプラント治療に関してお悩みの方は是非ご相談ください。インプラント治療が必要かどうか、治療が可能かどうか判断して説明いたします。